機械編みについて思うこと2
全国6500人の機械編みファンの皆さん、こんにちは。
そんなわけで、何が言いたかったのかというと、機械編みも、おつうのはた織と同じ運命にある。
間違いなく100年後、孫の世代には、家庭用編み機は、ほとんどなくなっている。
たぶん、間違いない。
いつもどおりのピンボケ写真であるが、これが編み機の中枢。
まぁ、米軍で言えば、ペンタゴンみたいなものである。
「メリヤス針」

アップにするとこうだ!!

もう、こちらは、ペンタゴンで言えば中枢中の中枢。
普通なら、お目にかかれない部分である。
わしは、この針が、編み機のキャリッジ(編むときに左右するあれ)の中で、どういうふうに動くのかを知ったとき、感動した。
巧みの技である。
人類の知恵である。
エンジニアは、あまり女の子にもてないが、「エンジニア万歳」である。
っていうか、昔ながらの機械系エンジニア万歳である。
コンプ系エンジニアは、また別物である。
そのお話は、また次回。
そんなことはさておき、「メリヤス針って美しいと思う」
そうねぇ、「三平方の定理」とか「e=mc2」くらいに、美しいと思うなぁ。
もちろん、べらとか針の先端(左側)は、機能的に一番大切な部分であるが、個人的には
↓この部分である。

このカーブが何のためにあるのか、実はわしは知らない。
けれど!!!!
この微妙なカーブが美しいと思う。
機能を追求した結果生まれたカーブである。
「機能美」である。
おさや糸店では
家庭用編み機のメリヤス針、扱っています。
通販もしてはいますが、なるべくなら買いに来てください。
通販希望の方は、こちらの前置きをご理解のうえ、ご注文ください。
わがままで、すんません。
続く。