ジーンズの補修 第3期工事 その1
みごとなパッチである。いままで、2回ほど補修した結果である。

後景
丸く囲ってある部分が今回のメインの補修部分である。

その部分のアップ。しっかりと完全に穴である。
やや上の部分はかなり薄くなっていて、破れるのは時間の問題である。

他にも、いろいろと問題がある。
1期工事のときに当てたチリメン。
周りをジグザグミシンでたたいた。
レーヨン系のチリメンだったので、洗濯するうち、縮んで、ジグザグでたたいた部分より完全に内側に入ってしまった。

他にも、パッチを当てた周囲が、だいぶ薄くなってきている。
こちらも、時間の問題である。

こちらも同様だが、すでに時間の問題ではなくなってしまった。
破れている。

他にも薄くなっているところは、多々。
色々考えた結果、今回の補修は。
3枚目の写真の部分。
穴と薄くなった部分は、裏からアイロン接着の補修布を当てる。
表から、パッチ布をあてて、ミシンでたたく。
いかにも、パッチでよい。
で、問題は全体的にそこらかしこが薄くなっている点だ。
で、ひらめいた。
「柿渋」
こいつを全体的に塗る。
昔は、漁師さんが、弱くなった網を、柿渋につけこんで補強するという記事を読んだことがある。
ただ、心配なのは、吸水性とか通気性。
撥水効果もある柿渋なので、たぶん、吸水性も通気性も落ちるに違いない。
そんなわけで、使い物にならなくなる可能性もあるので、そのほかの薄くなった時間の問題の部分と、既に時間の問題ではなくなった部分は、今回は修繕は見合わせることにする。