先日の投稿のお話をスタッフとしていたら、
「これも『ち』って言って買いにくる人いるよ」とのこと。
「ち」
乳2 「乳」と書いて「ち」と読む。_d0156706_1734444.jpg
いつもながら袋に入ったままの撮影、
見難くて恐縮である。

ときどき問い合わせがあるので仕入れたらしい。

仕入れたとたんに、問い合わせがなくなったらしい。
おさやの担当者は、嘘は言わないと思う。
けれど、そんなうまく、仕入れたとたんに問い合わせがなくなるだろうか?

メーカーの人が、問い合わせたりしたんだろうか?

それもないとおもう。


巾着の口の部分に使うパーツである。
鋲のようなものの先を、叩いて固定するようだ。
売っている人が言ってはいけないが、うまくいくのかしら?
縫い付けでもいけると思うけど・・・。
そうすると、鋲があまるので、お父さんの日曜大工の工具入れに入れておいて欲しい。

現物を見るよりこちらのイラストのほうがわかりやすいね。
乳2 「乳」と書いて「ち」と読む。_d0156706_17344972.jpg

そういった、不遇の商品はたくさんあるが、ある日
「これこれ!探しとったんだわぁ」などと言われて、
売れたりするのである。




で、ある日、お父さんが「ぴったりの鋲が、工具箱にあったわぁ」となったりしたら、すばらしいことである。
お客様 Yさんの作品
綿ローン_d0156706_17335718.jpg
今年は綿ローン色々あります。
夏には、さらっと涼しいのである。


綿ローン_d0156706_17411426.jpg
こんな感じの小花柄


値段も手ごろ。
・おいしい日本酒を飲みながら、まじめに馬鹿話をする。
・20Km~30Kmゆっくり走ることを、週に5回くらいすることを、少なくとも1月続ける。
・ゆっくり音楽を聴く。
・ゆっくり音楽を奏でる。(このゆっくりは音楽のテンポのことではない)

こういうことがなかなかできない。
人生は、むずかしいものである。
# by osayaitomise | 2010-07-08 20:22
今日電話で問い合わせがあった。
「『ち』ありますか?」 
私が受けたわけではない。おさやスタッフのSさんが、電話で
「ち?ち?ちぃ?」とか、なんか、連発しているのを横で聞いた訳である。

「ち」・・・・・
知らないうちに、わしもこの業界に入って25年である。
たぶん、この25年の間で2回目の「ち」の問い合わせである。

残念なことであるが、思い出せない。

なんとなく、足袋のコハゼの受け側の糸部分。
あんなようなものが浮かんできた。

不思議なものである。
憶えているわけではないが、なんとなく浮かんできたわけである。
「これかなぁ?」確信はない。

ところが、これが電話では伝わらない。
「一度見に来てください」
となる。

結局
乳と書いて「ち」と読むそうだ_d0156706_18285011.jpg


これであった。
真ん中抜けているのは、お買い上げいただいた白の場所である。

だいたいこれを買いにくる人は、指で楕円を描きながら
「ボタンとおす、ひもみたいな、こんな(ここで楕円)格好のやつ」
「呼び方しらんでいかんけど、こんな(ここでさらに楕円)やつ」
となって、
「これかなぁ?」
となって
「そうそう」
となる。

ここで、
「『ち』ですか?」ときいても、お客さんにはチンプンだとおもう。
となると、流通していない言葉「ち」って何となる。
物はそこそこ(けっしてよく売れているわけではない)流通しているのに、ことばは、流通していない。
物の需要に対して、言葉の需要が低い。

死語というか、専門用語ってことかな?
和裁とか着物業界さんでは、普通に使われているのかしら?
夏型である。
散髪へいってきた。_d0156706_13453959.jpg
本人はいたって快適である。
周りの人たちは、はじめは「あっ」と思う。
一部、親しい人とか、声の出やすい人は、じっさいに「あっ」と声を上げたりしてしまう。

もう少し付き合いの長い人になると、「またか」となる。
いつもの夏の情景である。
# by osayaitomise | 2010-07-07 14:45